| 2009/01/05 |
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【第70回】成人式には、振袖ですか?
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ビジネス心理科では、全員が卒業論文を書くことになっています。提出は、12月3日。そのため、当の学生はもとより、指導教員も連日てんてこ舞いでした。そんなわけで、「ビジネス心理のすすめ」の更新が、スッカリ遅れたことを、読者のみなさんにお詫び申し上げます。
お詫び代わりに、卒業論文の成果の一部を、早速ご紹介することにしましょう。
お正月を迎え、あと数日もするとすぐに、成人式。短大の2年生の多くが、成人式を迎えます。成人式といえば、振袖に、羽織・袴。2年生の佐藤 萌さんは、この成人式と振袖を卒業論文のテーマにされました。東京成徳短期大学ビジネス心理科の1年生64人、2年生44人、合計108人(全員女性)が、アンケート調査に協力してくださったその成果の一部です。
市・区・町・村が主催する「成人の日」への出席では、2年生の59.1%が「ぜひ出席したい」、29.5%が「できれば出席したい」と回答しています。
「成人の日」への服装は、2年生の95.5%、成人式が1年先の1年生も89.1%が、「振袖・羽織袴」と回答しています。
なんで、振袖・羽織袴の人気が、こんなに高いのでしょう。「振袖・羽織袴」と回答した人に、その理由をたずねてみました。結果は、グラフで、ご紹介してみましょう
振袖・羽織袴の着用理由の一番目は、「一生に一度のこと」で、2年生83.3%、1年生84.2%でした。本当に、成人式は一生に一度、20歳のみなさんが大人の世界にデビューするハレの日ですからね。
そして、二番目の理由は、2年生の26.2%、1年生の21.1%が「和服を着て、写真を撮りたい」からだそうです。実は、108人全員に聞いてみると、2年生の72.7%が、成人式は1年先になる1年生でも64.1%が「成人式の写真の前撮り」をすると回答しています。わたしの周りにいる2年生に聞いてみると、もうしっかりと前撮りを済ませている人が何人もいました。
七五三、成人式、結婚式など、限られた日にしか着られなくなった美しい日本の伝統文化の華「和服」。これから、一体どうなっていくのでしょう?
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東京成徳短期大学の調査対象者となった過半数の学生は、「和服は、みんなに愛されて残っていく」と考えています。しかし、1年生の数値が2年生よりちょっと低くなっていることが、ちょっと気になるものの、「和服の文化は、滅びていく」とは、誰も全く考えていません。
成人式の振袖・羽織袴の美しく、和やかな姿は、いましばらく成人の日ごとに見られると調査結果は、語っています。
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■■■PROFILE■■■
松井陽通(まつい きよみち)
ビジネス心理科教授。商学修士。
担当科目/消費者の心理、広告コミュニケーション論、情報メディア論など。
専門分野/広告論、消費者行動論、広報論。
(株)博報堂、茨城大学人文学部を経て本学に。
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