| 2008/10/27 |
 |
|
【第64回】世界とつながる“KAWAII”
|
9月下旬に、久しぶりにロンドンに行って参りました。
ロンドンでは、“KAWAII”の意味を尋ねられ、意味的には“LOVELY”が近い、と応えてきました。しかし、日本の文化がこんな面でも英国に影響を及ぼしているのか、と驚きました。
今月に入って間もなく、アメリカのテレビ番組紹介の中で、女子大生が“KA・WA・I・I !” と発音しているのを見聞きし、文化交流は日常レベルで進行していると、改めて異文化コミュニケーションの活発な動きに思いを新たにいたしました。
ちょうど今、ビジネス心理科のわたしのゼミでは、数名の学生達が卒業研究で「自己期待イメージとブランド選択の関連について」の研究に取り組んでいます。
まだまだ分析途上ですが、「かわいい」は、「華やか」や「キュートな」などに近い意味を含んでおり、「しっかり者」や「知的な」とは反対の響き、感覚をもつことがわかってきました。
マーケティング活動には、さまざまな分野で心理学が応用・利用されています。ことばの意味分析においても、ことばの意味を数量的に把握する心理学の技法が揃っています。近く、~「かわいい」の意味空間~という副題をつけた論文の一部をご紹介できるものと考えております。在校生の研究成果を、楽しみにしていて下さい。
|
■■■PROFILE■■■
松坂 宜(まつざか たかよし)
ビジネス心理科教授。ビジネス心理科長。
担当科目/マーケティング・ベーシック、マーケット・リサーチ、異文化コミュニケーションなど。
専門分野/マーケティング・コミュニケーション、ブランド戦略
(株)電通のマーケティング・ディレクター、ロンドン支局長を経て本学に。
日本マーケティング協会(JMA)会員
The Foreign Correspondent’s’ Club of Japan(FCCJ)会員
|
|