| 2008/06/20 |
 |
|
【第46回】「技術経営論」を学ぶことの魅力
|
皆さんは、恐らくこのページをパソコンを使ってご覧になっていることでしょう。
ほとんどの人は、パソコンに限らず携帯電話やICカードなどを毎日当たり前のように使っています。もはやこうした機器のない生活は、考えられないのではないでしょうか。これらの機器は、いずれも「イノベーション」(日本語では”技術革新”と訳されます。)により実現したもので、我々の社会生活は、それ以前に比べて大きく変化しています。
始めに身近な例を紹介しましたが、イノベーションは情報通信技術に限らず、生産技術や計測技術、医療技術など社会の至るところで生じています。我々は意識せずに日々その恩恵を受けていますが、このイノベーションは、実は多くの企業の並々ならぬ努力と競い合いの結果もたらされています。
では、企業はどのようにして新技術を研究開発し、製品化してきたのでしょうか。
開発する製品が社会で受け入れられるためには、自社で扱う技術の特徴をしっかりと捉え、技術シーズ(種子・萌芽)と社会のニーズ(欲求・要望)を的確に結びつけるべく戦略を立てる必要があります。
企業は、技術と企業経営と社会ニーズの3つの円が交わる中心部分に携われる(調整能力を持った)視野の広い人材を必要としています。このようなことを主に研究する学問分野を「技術経営論」と呼んでいます。
「技術経営論」では、企業と技術、市場との関わりを、様々な視点から分析し、有益な知見を得て、社会にフィードバックすることで、企業や社会の発展に寄与しています。
■■■PROFILE■■■
宮澤俊憲(みやざわ としのり)
ビジネス心理科准教授。博士(工学)。
担当科目/ビジネス・コンピューティング、コンピュータ・ネットワーク演習、統計処理演習など。
専門分野/統計データ解析、モデル同定法、技術経営論。
|
|