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2008/02/14
【第34回】ビジネス心理科のおもしろ授業~消費者の心理その4~


■福袋で、福(お客さん)は、来るの?

一月は福袋で、二月は福豆(鬼打ち豆)で、お店は何とかして福(お客さん)を呼び寄せたい。
初売りに、デパートやファッションビル、量販店、専門店は、趣向を凝らした福袋を用意します。年末からテレビ各局は、福袋の中身紹介の番組を放送、消費者の期待をあおり立てます。近年、福袋熱は、チョー過熱。初売りの各店舗には、ゲット目指して長蛇の列。

ところで、短大生は、福袋をどう見ているの?
アンケートをしました。

32名(女性31、男性1名)中、福袋を買ったのは、わずか5家族(全員女性)。
買った理由は、「福が欲しかった」「得だから」「妹が買っていて見たらよかったから」「得する感じがするらしい」「買う予定はなかったけれど、実際に行って見たら興味本位で買ってみようと思って」と。

先ずは、チョー過熱の現場(お店)に来ていただけなければ始まりません。
でも、買わない人は、84%と圧倒的多数。

で、買わない理由は?
「一つ一つを自分で選びたい」「中身が分からず、買う勇気がない」「欲しいものがなく、外れたらもったいない」「セール品を買った方が、欲しいものが安く買える」「カケをするほど余裕がない」「欲しいものだけ買いたい」「いつもいいものが入っていない」「余りモノをたくさんいれている」「使わないものが入っていても意味ない」「元日から行くのは面倒」「お店が混んでいそう」「全然興味がない」等など。

どんなに中身を良くしても、さめたお客さんへの福袋の販売は難しい。

■■■PROFILE■■■
松井陽通(まつい きよみち)
ビジネス心理科教授。商学修士。
担当科目/消費者の心理、広告コミュニケーション論、情報メディア論など。
専門分野/広告論、消費者行動論、広報論。
(株)博報堂、茨城大学人文学部を経て本学に。

 
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