| 2007/09/07 |
 |
|
【第12回】ビジネス心理科のおもしろ授業紹介~消費者の心理 その2~
|
■マジックワード「限定」への弱さ
欲しいものが、いつでも、どこでも、何でも買える今日。
それだけに、生活者は、「限定」という言葉に弱くなっている。
黒山の人だかり、異様に長い行列。
そこには、いかにも魅力的に見えるマジックワード、「地域限定」、「季節限定」、「数量限定」、「時間限定」などなど。
買わなくても良い商品も、ひとたび「限定」のマジックワードを身にまとうと、とたんに売れ行きがグーンと良くなる。
母がケーキを買ってきた。
「新商品で、季節限定、数量限定だったの」と。
「肥る、肥る」と言いながら、美味しそうに食べていた。
などと物言いつけつつ、もちろん、娘の私もご相伴。
母が、デパートの物産展で、いろいろ買ってきた。
「いつでもやっているわけじゃないから」といって。
「限定」というマジックワードを使っていないからといって、安心していてはいけません。
「タイムサービス」も、実は「時間限定」を呼び変えたものにすぎません。
■■■PROFILE■■■
松井陽通(まつい きよみち)
ビジネス心理科教授。商学修士。
担当科目/消費者の心理、広告コミュニケーション論、情報メディア論など。
専門分野/広告論、消費者行動論、広報論。
(株)博報堂、茨城大学人文学部を経て本学に。
|
|