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2007/12/13
【第27回】ビジネス心理科のおもしろ授業紹介~情報処理関連の科目と資格~


■情報処理関連の資格について
大学の授業ではコンピュータを使う機会が多くあり、情報処理に関する資格を在学中に取得したいという学生が増えています。ビジネス心理科でもこのようなニーズに対応して、資格対策の科目を用意してあります。
情報処理の資格には多くの種類がありますが、社会的な評価も高くかつ難易度も高いのは、旧通産省が始めて現在は独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する「情報処理技術者試験」です。この試験は長い伝統と実績があります。これよりも易しく類似の性格を有する試験として、文部科学省が後援する「情報活用試験(略称 J検)」があります。
本学科ではJ検の2級に対応した科目を設けています。J検2級では、コンピュータ全般についての基本的スキルや普遍的知識が問われ、高度な内容は求められないので比較的狙いやすい資格といえます。「情報処理技術者試験」の前段階にあたる資格と考えてよいでしょう。また基礎的な知識を学習するメリットも大きいので、関心のある学生には受講を奨めています。
J検2級の検定試験は年2回実施され、本学科では1年生の12月に受験し取得できるように科目を構成してあります。
ただ、当たり前のことですが、資格を持ってもそれ自体はその人のスキルや知識レベルを保証してくれるものではありません。あくまで一つの目安に過ぎないのです。資格がなくても充分に日常の業務をこなせるスキルを持っている職業人もいます。また世の中の仕事には、業務の性格上、資格が必須要件のものとそうでないものとがあり、情報処理に関しては資格が必須のものはなかったように思います。
従って情報処理の資格を取ること自体を目的とするのであればあまり意味がないといえます。重要なことは、学習するプロセスを通じて情報処理全般にわたる自らの知識基盤を拡充できることであり、資格取得はその機会を提供してくれます。
資格取得後、さらに一歩進んで学びコンピュータやシステムについて理解を深めるには、自ら積極的に努力する態度が必須であり、これは各自の興味と意欲にかかっているのです。

■■■PROFILE■■■
宮澤俊憲(みやざわ としのり)
ビジネス心理科准教授。博士(工学)。
担当科目/ビジネス・コンピューティング、コンピュータ・ネットワーク演習、統計処理演習など。
専門分野/統計データ解析、モデル同定法、技術経営論。

 
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