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2007/04/20
熊倉伸宏・矢野英雄共著『障害ある人の語り:インタビューによる「生きる」ことの研究』(誠信書房)
大島夏子さん(入学課)


 私の身近に車椅子の人がいます。この人と接する上で、とても悩みました。今まで、障害者心理を勉強したこともないし、深く考えたこともなかったからです。健常者の私がどう接すればいいか…。そんな時、図書館でこの本を見つけました。
「障害のある人の語り」…そうだ、障害を持つ人の話を聞けばいいんだ。この本では、実際に身体障害のある方から、障害とともに生きる上での生きがいや生活満足度をインタビュー形式で聞いています。このインタビューの中でも、もちろん障害や感じ方は様々でした。
…そう、人によって様々だったんです。本を読んだだけでは、勉強しただけでは、障害者のすべてはわからない、そう思いました。障害者心理を理解する、というよりは、その人自身を理解しようと思わせる一冊でした。
 何かが自分と違うからって、接し方に悩んでいただけでした。目が悪い人には、メガネを。耳が悪い人には、補聴器を。そして、足に障害のある人には、車椅子を。ただそれだけのこと。そして、勉強しただけでは学び得ることのない、心境の変化を感じました。

<図書館の所蔵>
『障害ある人の語り:インタビューによる「生きる」ことの研究』熊倉伸宏・矢野英雄 共著(369.27||Kum/1階書架)

 
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