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2007/05/20
平安寿子著『くうねるところ すむところ』(文芸春秋)
林涼子さん(図書館)


 職場の上司との不倫にも疲れ、一目ぼれした鳶の親方を追いかけて建築業界に転職した、30歳独身の梨央。その梨央の転職先である鍵山工務店の社長とは、専業主婦だったが夫の不倫をきっかけに離婚し、家業の工務店を継ぐことになった鍵山郷子。そんな建築業界ド素人の女性二人が、何から何まで初めてづくしでストレスいっぱいの毎日を奮闘し、傷つきつまずきながらも前向きに進んでゆく物語です。
 梨央が郷子に対して「98%はシビアでも、2%は夢が叶ったとか、やり甲斐を感じる瞬間があるはずですよ。そうじゃなかったら、誰もこんなくそったれ人生を生きてませんて。」という言葉があります。「ホントそうだよ。」とうなずいてしまうのは私だけでしょうか。
 物語がテンポ良く進んでいき、楽しく読むことができます。読んだ後、素直に頑張ろうという気持ちにさせてくれる爽やかな作品です。

<図書館の所蔵>
『くうねるところ すむところ』平安寿子著
(913.6||Tai/1階書架(低層)小説(日本))

 
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